
経営と料理:あなたのビジネス、どう調理しますか?
経営と料理:あなたのビジネス、どう調理しますか?

皆さま、こんにちは。
いよいよ夏休みシーズンが近づき、企業の方々もそろそろお盆休みを意識し始める頃でしょうか。
ブログも、少しお盆休みモードになるかもしれませんね。
私は普段、多くの経営者の方々とお話しする機会をいただいています。その中で、時折いただくのが「すごいサービスを提案してくれると期待したのに、がっかりだ」というお声です。
確かに、そのお気持ちはよく分かります。
経営者の皆さんは、まさに毎日、ご自身の事業に真剣に向き合っていらっしゃいますよね。現場に立てば、泥だらけになりながら障害物競争のように目の前の課題と格闘し、どう解決していくかに追われていることと思います。
そんな中で、きっと「すごいヒット商品やサービスを提案してくれる」と期待してご相談にいらっしゃる方もいらっしゃるのでしょう。
残念ながら、特効薬の提案はできません。
大変申し訳ありませんが、私はそうした特効薬のような提案はできません。なぜなら、365日その事業と向き合い、汗水流してらっしゃる経営者の皆さんに代わるような、画期的な商品やサービスのアイデアを外から提供することは不可能だと考えているからです。もちろん、お話しできる範囲で他業種の事例などをお伝えすることはできますが、それらはあくまで参考情報に過ぎません。
<経営は「鍋」、私は「調理のアドバイザー」>
私は時々、経営を料理に例えてお話しします。
経営とは、まさに料理を調理する「鍋」そのものです。その鍋の中にどのような食材(=商品・サービス)を入れて、どう調理していくのか。これが、まさに経営者の皆さんの仕事だと考えています。
そして、その調理方法となるのが、人、モノ、カネ、情報といった経営資源の活用です。
最終的に、料理が美味しく出来上がるかどうかは、まさに経営者であるあなたの「腕」にかかっています。
私は、美味しい「食材」そのものを見つけるお手伝いは難しいかもしれません。
しかし、その「食材」をどうすればもっと美味しく、効果的に調理できるのか、その「調理法」を一緒に考え、磨き上げていくのが私のお仕事です。
あなたのビジネスの「鍋」で、どんな美味しい料理を作り上げますか? ぜひ、一緒に考えていきましょう。